リース契約について

防犯カメラのリース契約について

敷地内のセキュリティを強化するためには防犯カメラは必要不可欠ですが、簡単に購入できるほど安くはありません。 リース契約は、こうした『一括で支払えない物件』に対してメリットを持つ支払い方法の一つです。 いくつかのメリットがある反面、気をつけておかなけれならない注意点もあります。

防犯カメラのリースのメリットについて

リース契約とは、『リース会社がユーザー様に代わって物件(防犯カメラ等)を購入し、その物件代金を月々のリース料金として支払う』契約のことです。 「毎月定額を支払う」、「所有権はリース会社にある」という点ではレンタル契約と同じですが、リース独自のメリットがいくつかあり、会社の規模を問わず利用しやすいのが特徴です。

リース契約は

【メリット1】新品購入可能・機種指定可能

レンタルの場合、”レンタル会社が所有している物件をユーザーに貸し出す形式”のため基本的に中古機であり、メーカー・機種の指定はできません。 リース契約は、ユーザーの代わりにリース会社が物件を購入するため、“ユーザーが指定したメーカー・機種を新品で導入することが可能”です。

新品購入・機種指定可能

【メリット2】初期費用が安くなる

通常であれば、ユーザーが物件を一括購入しなければ防犯カメラを設置することはできませんが、リース契約とすることで費用は月々の定額支払いのみとなり、イニシャルコストを抑えた形での導入が可能になります。 予め大きな資金を準備しなくても設置できるため、至急防犯対策をしたいとったユーザー様の強い味方となります。

【メリット3】動産総合保険による保障を受けられる

リース契約を結ぶと自動的に動産総合保険が付保されます。動産総合保険では以下の原因による損害を受けた場合に物件の保障が受けられます。

  • 台風(雨・風)による損害
  • 落雷(過電流・停電)による損害
  • 土砂崩れ・川の氾濫による洪水被害
  • 火災・消火時の水漏れ被害
  • 第三者のいたずらによる損害

この他にも様々なリスクに対応しています。防犯カメラは屋外に設置するケースが多く、この動産総合保険によってより安心安全に設置が可能となります。

【メリット4】煩わしい事務処理がなくなる

物件は所有権がある会社の固定資産となりますので、ユーザーが購入した場合は、固定資産税・減価償却費・動産保険等の様々な事務処理が発生してしまいます。 リースの場合、これらの事務処理は所有権のあるリース会社が行うこととなりますので、ユーザーの事務処理の負担が大幅に軽減されます。

※減価償却費:時間経過で資産価値が減少していく固定資産に対して、対応年数に応じて費用を分散させる計上のこと

【メリット5】ランニングコストの把握が楽になる

固定資産税や減価償却費は、複合機の使用年数に応じて年度ごとに変化しますので、複雑な財務処理を行わなければなりません。 リース契約は、リース期間が終了するまで毎月固定額の経費として処理できますので、ランニングコストの把握が容易になります。

【メリット6】物件の陳腐化を防ぐ

精密機械などの物件は、数年経つと時代遅れになったり、使い勝手が悪くなったりします。法律で定められた耐用年数に応じてリース期間を設定することで、リース満了と共に最新の機材へ買い換えることが可能となり、陳腐化を防ぎます。

※陳腐化:年月が経つにつれて、物の劣化や価値が下がること

リース契約の注意点について

メリットが多いリースですが、覚えておきたい注意点もあります。 正しく理解をすれば、デメリットとなることはありません。

【注意点1】リース期間中の解約はできない

リース契約は、”リース会社がユーザーの代わりに物件を一括購入している”ので、ユーザーはその全額を支払う義務があります。 リース会社が代わりに立て替えているのと同じ意味なので、”その代金を返す”のは当たり前ですね。 そのため、リース満了(全額支払う)までは、原則としてリースの解約はできません。 もし解約を希望する場合は、残りのリース料金を違約金として一括で支払うことになります。

【注意点2】一括購入に比べて総額は高くなる

月々支払うリース料金には、「物件の代金」+「事務手数料(固定資産税・減価償却費・動産保険等)」が加わります。 そのため、物件を一括購入した場合よりも、総額は高くなります。 ユーザーの代わりに煩わしい事務処理も代行している形ですので、割高になるのは必然です。

【注意点3】リース会社による審査がある

リース契約を利用するには、リース会社による審査を受ける必要があります。 リースの審査では、対象となるユーザーまたは会社が、リース満了までしっかりと支払いができるかどうかを判断します。
審査に通れば正式にリース契約が締結しますが、何かしらの理由でNGとなるとリース契約は結べません。その場合は一括購入またはクレジットカードでの分割払い等、他の支払方法での契約となります。

【注意点4】リース満了後も所有権はリース会社にある

リース満了を迎えても、物件の所有権はリース会社にありますので、通常は物件を返却します。 同じ物件を引き続き使用する場合は、再リースを結ぶことで継続が可能です。
ただ、防犯カメラも5年6年使用すると故障率が上がる上に、新しく登場した機種のほうが性能面も良く、より防犯能力の向上が見込まれます。 そのような場合は、新しい防犯カメラを新たにリースで契約したほうが得策といえるでしょう。

リースを利用して上手に資産運営を

防犯カメラをリースで導入する上でのメリットと注意点をご紹介しました。 リース契約が自社に合っているかどうかを確認して、是非防犯カメラの購入にご利用ください。

ドリームオフィスでは、現在7社のリース会社と提携を結んでおります。他社よりもリース審査に通りやすいだけでなく、担当スタッフが親身になってご相談に応じますので、是非一度ドリームオフィスまでお問い合わせください。