相次ぐ太陽光発電での盗難!防犯カメラで盗難対策

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今、太陽光発電施設で”銅線”が盗まれる事件が多発しています。 千葉県では2024年に入り、太陽光発電施設での銅線窃盗が約200件起きているとの事。

なぜ、太陽光発電施設での盗難が増えているのでしょうか?

なぜ銅線を盗むのか?

警察庁によると、全国の金属盗難事件の件数は、2020年で5,478件だったのが、2023年には16,276件と約3倍に急増しています。 その中で茨城県は4年連続でワーストとなっているそう。

なぜ銅線を狙った盗難が増えているのでしょうか? その背景には、「銅の価格高騰」が挙げられます。

コロナ渦でのデジタル関連の需要増加、資源価格の上昇・円安、電気自動車や半導体部品の材料としても必要な素材であり、 今後も価格は高止まり(価格が高値のまま下がらない状態)であることが予想されているからです。

また、転売目的で盗まれた銅は、身分確認がなくても売ることができる自治体もあり、 出所が分からなくても転売できる市場が存在しているのも犯罪増加の要因にもなっているようです。

狙われる太陽光発電の条件

茨城県では、2024年1月の金属盗難313件のうち、211件が太陽光発電施設と約7割を占めており、昨年と比べて約4.2倍になっています。

太陽光発電の施設は広い土地に設置するのがベストではありますが、 その場合、交通量が少なく人があまり通らないような「山中や住宅の少ない場所」が候補に挙がってきます。

さらに施設の規模が大きければ大きいほど死角ができるため、窃盗を行う上では好条件となってしまいます。 茨城県や栃木県、群馬県等では太陽光発電の設置環境と窃盗の条件が重なっているために、犯罪件数が急増していると考えられます。

盗難から太陽光発電を守るには?

今後も増えるであろう太陽光発電施設での盗難を防ぐには、どのような方法があるでしょうか?

太陽光発電での盗難防止策として挙げられるのは、やはり防犯カメラですね。

犯行に及ぶ時間帯は夜間が多いため、暗所でも鮮明に撮影ができる赤外線カメラがベストです。 万が一盗難に遭ってしまった場合でも、犯行の証拠として提出できます。

また、防犯カメラと共にサーチライトや警報音を発する組み合わせも可能であり、盗難を未然に防ぐことも可能です。

現在、太陽光発電施設を運営中であり、窃盗などの犯罪にご不安のお客様は、早めの防犯対策をオススメいたします。

防犯カメラについてのご相談は、是非ドリームオフィス名でお電話ください。