デジタルビデオレコーダーについて

防犯カメラの映像を記録するデジタルビデオレコーダー(以下DVR)は、映像を記録する上で様々な機能を搭載しており、 重要なシーンを撮り逃さず保存しておくことが可能な高性能機器です。
以下はDVRに搭載されている機能の一部のご紹介です。

複数同時接続

複数設置した防犯カメラの映像を効率よく一括で管理できるよう、DVRには映像入力の端子が複数搭載されています。 機種によって4端子・8端子・16端子とあり、それぞれの最大接続台数となっています。
接続された防犯カメラの映像は全て記録しつつ、画面の中で分割して表示が可能です。

モーション機能

DVRには、撮影している映像に変化があると、録画が自動的に始まる「モーション検知機能」が搭載されており、動きがなければ録画はされないため、無駄なく効率の良い録画が可能となります。
また、映像画面の中で「動きを検知する範囲」を予め設定しておくことで、範囲外に動きがあっても録画はされず、範囲内での動きに反応して録画を始めるといった方法も可能となります。

各種センサーと連動

集音マイクや赤外線センサーなど、各種センサーと連動することで、防犯レベルをより強力にすることができます。 集音マイクによって不審な音(ガラスが割れる音など)を検知したり、赤外線センサーを設置した場所で動きがあったりした場合に、防犯カメラでの録画がスタートします。
そのほかに温度や匂いを検知するセンサーも防犯設備として活躍しています。

プライベートゾーン機能

映像の中に映したくない部分がある場合、DVRで設定することでその部分を隠して録画することができます。 設定では塗りつぶしまたはモザイク処理でのマスキングが可能です。

上書き(リライト)機能

録画している映像は、DVRに内蔵されているハードディスクに随時保存されていますが、容量がいっぱいになると自動的に古いデータに上書きしていきます。
保存しておきたい映像データは、抜粋してUSBフラッシュメモリに保存が可能です。

スケジュール機能

DVRによる録画は、スケジュール機能によって曜日や時間など細かく設定することができます。 これにより、閉店後の店内や定休日など、人がいない時間帯を自動的に撮影・録画を行います。

カレンダー機能

保存された映像データは、カレンダー機能によって日付・時間帯別に分けられています。 そのため、日時で検索すればすぐに目的の映像を探し出せます。

PTZコントロール

撮影方向を遠隔で操作できるPTZカメラを接続している場合、DVRによって撮影方向の操作が可能です。 PTZカメラ専用のキーボードコントローラも別にあり、細かい制御や調整もできます。

バックアップ機能

記録した映像はUSBフラッシュメモリやDVD-RWにバックアップできる機能を持っています。 カレンダー機能から保存したい部分だけを選択することもできます。